【接遇研修】実際の現場に落とし込むマナー研修!

こんにちは。オフィス・カラーの水谷紀子です

大学病院にて、マナーコミュニケーション研修を行いました。2回に分けて70数名の医療関係者のみなさまが参加してくださり学びを深めていきました。

今回の研修は「相手に届く」を目標にした内容です。よく「相手に届く」というと「自分のお客さま(今回の場合は患者さまやご家族さま)」を思い浮かべる方がいらっしゃいますが、そうではありません。相手というのは、患者さまやご家族さまはもちろんですが、一緒に働く同僚も同様です。

一緒に働くメンバーに対して出来ていないマナーが、職場外の方々に対して出来ているとは言えません。たとえ表面上出来たとしても、ふとした拍子に本当の姿は現れるもの。
そのために実践を通し「今の自分」がどれだけ出来ているかを自分で感じていただきながら進めていきました。

今回は
・マナーの意味
・挨拶・笑顔・身だしなみ
・電話応対を基本とした相手への気遣い

が中心の内容です。
既に社会経験を積まれている方も多くいらっしゃることもあり、改めてマナーの意味に関して確認しながら進めていきました。

マナーの意味はいろいろありますが、その中のひとつに「相手に敬意を表す」があります。
そもそも相手に敬意を表す行動はどのような行動か問いかけたところ、頭を悩ませる受講者のみなさま。頭で「相手への敬意」は知っていても、具体的な行動と問われるとパッと出てこないのが現実です。
相手への敬意は様々だと思いますが、例えば「言葉遣い」であったり「挨拶を自分からするし、されたら返す」であったり・・ですよね。
マナーが大切なことはわかっている。でも、意味を理解していないと、マナーを実践に移すことは難しいのです。

「頭でわかる」を「実際の行動レベルに落とし込む」のがオフィス・カラーの研修。
問いかけをしながら、考えて、実際に動いて、その身に落とし込んでいきました。


研修後の感想では「ペアワークで楽しく受講でき、とても身につくような内容でした」「研修で学んだことを日頃から意識して実践したい」というお声を寄せていただきました。

実はこの研修は様々なご縁が繋がり開催の運びとなった経緯があります。
まず、6年ほど前にある企業で私の新入社員研修を受講してくださったOさまが、転職後の医療機関で研修を企画してくださり、その研修の様子を耳にしてくださったMさんが今回改めてご依頼くださる・・という嬉しい連鎖でした。

研修を通して、みなさま自身が働きやすい職場を作る意識を高めることで、職場環境はどんどん良くなります。
これからも「お客さまの職場の働きやすさ」をアップする為に、私も研修を通して関わっていけると嬉しく思います。

オフィス・カラーは、全国どこへでも研修に伺います。オンラインでの研修も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせをお待ちしています。