「ハラスメントが怖いから何も言わない」という上司について思うこと
こんにちは。オフィス・カラーの水谷紀子です
「ハラスメントの研修をしている」と言うと、時々「最近なんでもかんでもハラスメントって言われるから、もう何も言わない・注意もしない方がいいなと思っている。」という方がいます。
・・この言葉を聞くたびに「残念だなぁ」と思うのです。
何も言わなかったらハラスメントは起こらないのでしょうか。
私は逆に、もしも私に上司や同僚がいて、その上司が同僚のミスや素行不良を注意しなかったならば「真面目に頑張るのがバカらしいわ・・」と、その組織から離れてしまうかもしれません。
そもそもその上司を信頼できず、困ったことがあっても相談せず、ハラスメント以上の大きな事故につながる可能性も高まります。

ハラスメントは普段からのコミュニケーション、そして正しい知識(ハラスメントの知識と伝え方の知識)で予防することが出来るものです。もちろん予防なので、絶対に起こらないとは言い切れないけれど。
仕事の時間は、一日の中でも大半を占めます。だからこそ何も言わない・・という選択肢よりも、良いコミュニケーションづくりに力を注いだほうが、仕事時間も充実したものになるのではないかと私は思います。
少しでも「何も言わない方が・・」という方が少なくなるよう、ハラスメント防止の大切さを伝えていきたいと改めて思いました。
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