アンガーマネジメント研修で「自分の気持ちを上手に伝える」人になろう

アンガーマネジメントと聞くと、「怒らない人になれる?」とよく問われます

こんにちは。四国、愛媛の研修講師、オフィス・カラーの水谷紀子です

愛媛県西条市内で、団体のみなさまに向けてアンガーマネジメント研修でした。

コロナウイルスの影響もあり、ご担当者さまも「もしかしたら欠席があるかも・・・」と最初、最終人数がわからない状態でしたが、そんな心配はどこへやら。予定よりたくさんの方が参加してくださり、楽しい研修になりました。

アンガーマネジメントを学ぶと、怒らない人になれる?

アンガーマネジメント、と聞くと、「怒らない人になれるの?」「イライラしなくなる?」などと問われます。しかし、この研修を受けたからといって、怒らない人になるわけでも、イライラしなくなるわけでもありません。

だって「怒っても良い」んです。

ただ、怒る時には自分に後悔のないように、自分の気持ちを上手に相手に伝えようという内容です。

様々なパターンで自分に向き合う
周囲の考えを知るのも、アンガーマネジメントには効果があります

研修の中では、アンガーマネジメントの暗号をマスターしながら、自分自身の感情に向き合っていきます。みなさんには18歳の女性のお母さんになっていただいたり、近くの誰かに助けを求める人になっていただいたり。
様々なパターンから「こんな時はどうする?」「どのような声掛けをする?」と練習を重ねました。

アンガーマネジメントは心理トレーニングです。なので、頭でわかるだけではなく「研修後も出来るようになる」ことが大切です。


時には私の「イライラ」や、「最近のムカッ」を聞いていただいて。私は腹が立っているのにみなさんは笑いながら聞く・・という光景の中、上手な伝え方、リクエストを探っていきます。
みなさま、一生懸命ペンを走らせる姿が印象的でした。

研修内容は毎回、少しずつ変わります

実はこの研修は、1年前に今治市内で行った研修に、今回のご担当者Sさまが参加してくださり、その後「私の団体でもしてほしい」とリクエストを戴いたのです。なので、Sさまは2度目でしたが「前回と内容も少しバージョンアップしていて面白かった~」と喜んでくださいました。
アンガーマネジメントの基本は変わりませんが、バージョンは受けてくださる方に応じていろいろ変わります。打ち合わせで「言ってほしいこと」などをしっかりヒアリングの上、何回受けても新しい学びがあると思っていただけるよう、努めているのですが、そのことに気づいてくださり嬉しかったです。

シトラスリボンプロジェクトに賛同します!

帰り際、水引で作った「シトラスリボン」をいただきました。
シトラスリボンプロジェクトは、たとえウイルスに感染しても、だれもが地域で笑顔の暮らしを取り戻せる社会になるよう、愛媛の有志のみなさんが立ち上げたプロジェクトで全国に広がっています。素敵な取り組みですよね。

実はこのシトラスリボン、HPに作り方は掲載されているけれど不器用な私は上手に作れなくて・・・。なのにこんなに素敵なクリップをいただいて感激しました。どこに付けようか、いま悩み中です。

シトラスリボンプロジェクト、どんどん広がると嬉しいです。
シトラスリボンプロジェクトについてはこちら⇒シトラスリボンプロジェクト