コーヒーや紅茶を運ぶ時、カップがカタカタならない方法

こんにちは。四国、愛媛の研修講師、オフィス・カラーの水谷紀子です

研修の休み時間や終わった後によく聞かれる質問のひとつ。
「お茶の出し方はもちろんなのですが、スプーンの位置とかどうしたらいいかあまりわからなくて。運ぶ時にもカタカタして不安定。良い方法があれば教えてください」

実はこの質問、いろいろな場所でかなりよく聞かれる質問です。コーヒーや紅茶は、職場以外でもご自宅でお客様に出す機会も多いし、知っていて損はない知識のひとつだと思います。

本日は、そんな疑問をブログにまとめてみました。

ミルクや砂糖を置く位置は?

ミルクや砂糖を置く位置、みなさんはどのようにされていますか?きっと、それぞれ答えは違うはず。・・・というのも、特に決まった形は、はっきりとはないのです。なぜなら、ポーションミルクもスティックシュガーも歴史が浅いのです。なので置く場所は「置きやすい位置」に置くか、カップとは別に運ぶのも良いですね。

ただ、私がいつも困るのは、ポーションミルクとスティックシュガーの「使ったあとの残骸」です。これも何処に置くか決まっていないのでソーサーの隅に置いているのですが、何人もいる場所でコーヒーをお出しする時には「使い終わったミルク&砂糖の空入れ」を用意しておくのも親切だと思います。

カップが不安定でカタカタならないために・・・

私自身、コーヒーをお客さまにお出しするときに「カップが不安定でカタカタなる」ことがすごく嫌でした。キレイなカップほど、カタカタとなって危なっかしいですよね。なので今回は、普段から私がお伝えしている「カタカタ鳴らず、しかも見た目も美しいミルクやスティックシュガーの置き方」をご紹介します。

カップへのセット

出すときはお客様の手前にスプーン。クロスさせるようにスティックシュガー。クロスの部分にミルク(今回キャップで対応)こうすると、それぞれが「押さえ」の役割を果たすのでカタカタしにくくなります。しかも、見た目もキレイ。

スプーン、シュガーをクロスさせた場所へミルク。こうするとカタカタなりにくいです。
取っ手は、左右どちらにセットするの?

取っ手は右・左どちらでも構いません。左でつまんで右手を使って混ぜるという説や最初から右手で飲むことを想定する説がありますが、どちらも間違っていないのでここは特に気にしなくても良いけれど、社内では出し方を統一しておくと美しいです。

注意点

カップを持ち上げると下の写真のようになります。ここで気をつけたいのは、ミルクをスプーンの丸い部分に乗せないこと。ポーションミルクの裏にはもしかすると汚れが付いているかもしれません。飲み物の中に入る部分は清潔にしておきましょう。
また、使ったあとのスプーンは、カップの奥へ置いて飲みます。
社内での会議などでは普段から「ブラック」「ミルクだけ」「シュガーだけ」など、それぞれの好みを把握しておくのもコミュニケーションに繋がりますし、時短になりますね。
  

砂糖とミルクはどちらが先?

ここからは少しミニ知識を・・・。みなさん、砂糖と、ミルクはどちらを先に入れますか?正解は砂糖⇒ミルクの順番です。熱いうちに砂糖を溶かして、その後ミルクを。ミルクを入れると温度が少し下がりますので、砂糖が溶けにくくなってしまいます。

それぞれ気に入った出し方や配置方法があると思いますが、あくまで私が普段行っていることなので、よろしければ参考にしていただけると嬉しいです。