【ハラスメント研修】ちょっとした面倒を当たり前にすることが、未来の信用に繋がる。

こんにちは。四国、愛媛の研修講師、オフィス・カラーの水谷紀子です

秋の研修シーズンも今週でようやく区切りがつきます。そんな週初はハラスメント研修でスタートしました。今回は、社内の様々な立場のみなさんが集まっての研修です。

ハラスメント研修は「防止のため」に上司のみなさんが受講するものと思われがちですが、パート・アルバイトのみなさまに至るまで様々な立場から考えることが大切なのです。

「あんなこと言われて辛かった。セクハラ?でも、自意識過剰って思われるかも。」・・・本当はハラスメントかもしれないのに基準がわからなくて我慢してストレスが溜まったり
「あんな言い方された!絶対パワハラだ」・・・基準を知っていれば、指導とパワハラの違いが明確なのに、こう言われると指導に支障が出てしまったり。
お互いの意識統一がハラスメント防止に繋がります。

今の「面倒」が未来の「信用」に繋がる

研修の中では、コンプライアンスの考え方や、様々なハラスメントについても具体例を示しながら考えていきます。グレーゾーンのハラスメントに関する疑問も多いので、ひとつひとつ事例を挙げながら進めていきました。

毎回、ブログの中でも研修でも何度も言っていますが、良かれと思って取った行動が結果、ハラスメントになってしまうこともあるから。「ルールにはないけれど」やめた方が良い行動、言葉を一緒に確認します。

こうした定期的な研修受講や勉強会は、ちょっと面倒だなと思うこともあるでしょう。だけど、実際にコトが起きたらその何百倍も大変。「ちょっとした面倒」を当たり前にすることで、現在会社にいる人もこれから入ってくる人も、そして取引先のみなさんからも、みんなが「〇〇さんはコンプライアンス体制がしっかりしているから信用できるね」と言われるようになるのです。そのためにも今からしっかり対策をとり続けていただきたいです。