【話の聴き方講座】聴く力は大きな武器になる

こんにちは。オフィス・カラーの水谷紀子です

3回シリーズで行われた「話の聴き方講座」の最終回でした。今回も「とにかく実践」をモットーに、質問の練習・表に出ていない相手の気持ちを掴む練習です。

講座の中では私がクライアントの役になり、短い話を聴いてもらいながら、その話が途切れた時にどのような第一声を発するか、をそれぞれ考えます。
「それは悔しかったですね」
「いつもって、何回くらい?」
「どうしてその人、そんなこと言ったのかしらね」

など、受講者のみなさんの第一声もバリエーション豊かになってきました。

質問は「ハンドル」のようなもの

時々、「質問をすると相手を間違った方に導きそうで怖いんです」と言われる方もいらっしゃいます。そうですよね、自分の質問で流れが変わると思うと、怖いですよね。けれどどんな言葉を発してもいいんです。質問はハンドルだから。
質問によって、遠回りになったり、直進になったりすることはあるでしょう。けれど、大切なのは相手の心に寄り添うこと。だから、決まり事を守ってハンドルをきる練習をグループに分かれて何度も繰り返します。

私も練習の時には机の間をくるくる回りながら、後からフィードバックを行います。トレーニングですから、改善点がある時には「そこはこう言うともっと広がりますよ」などとその場でお伝えできるのも、少人数であり、3回シリーズであるからこそのメリットです。

帰り際、みなさんが「もう3回終わるの寂しいわ~」「毎週1回定期的にしてほしいわ~」という言葉をかけてくださり、私も終わってしまうのが寂しくなりました。

話を聴くこと&的確な質問は、相手の頭の中を整理してあげる重要アイテム。使い方次第では大きな武器になります。これから日々の生活の中でぜひ「聴く力」を高め続けていただけると私も嬉しいです。

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