【アンコンシャスバイアス】思い込みに気づきハラスメントを防ぐ

こんにちは。四国、愛媛の研修講師、オフィス・カラーの水谷紀子です

愛媛県、松山市内のお客さまに向けて「ハラスメント研修」を行いました。
今回は、ハラスメントの知識が主ではなく、自分の「無意識の思い込み」がハラスメントとどのように繋がるのか、自分の「無意識の思い込み」によって一緒に働く仲間に対してハラスメントを起こす可能性がある、というアンコンシャスバイアスの観点から研修を行います。

自分自身の「思い込み」に気付くことで価値観が広がる!
今回は、対面とオンラインを組み合わせた
ハイブリッド形式で実施しました。

アンコンシャスバイアスと聞くと、男女共同参画のイメージが強いと思われがちですが、組織においては自分自身のアンコンシャスバイアスがもとで、視野が狭くなり、相手の価値観に目を向けられず、結果ハラスメントに繋がることもあるのが事実です。

今回は
・アンコンシャスバイアスとは何か?
・アンコンシャスバイアスへの対処法
・実際にどのよううなバイアスを持っているか?

を考え、話し合いながら進めました。

研修を進めると、多くの方が「自分にもこんな思い込みがあったんだ」というひと言を口にされたり、表情に表したりします。同時に、思い込みを持っている自分が悪かったと思われる方がいることも事実です。
しかし、今回は「思い込みがあることに気づいたこと」「自分の持つ思い込みが何かを少しでも気づいたこと」が大きな収穫です。気付けなければ、次には進めません。スタートラインにすら立てないのです。

「言葉にしなければわからない」を意識する

研修中は、お互いのアンコンシャスバイアスについて(無理のない範囲で)仲間に共有しました。
きっとこれくらいわかってくれるだろう、近くにいるんだから言わなくてもOK,では相手に伝わりません。言葉にして伝えることが必要です。

共有することで「あぁ、そんな考えを持っていたんだね」「それわかる。大事だよね」と今まで以上に仲間とのコミュニケーションの理解が深まったようでした。

今回の研修は社内全体で取り組んでいただいた事もあり、研修の休み時間や研修後の片付け中にも「あ~、これってアンコン(アンコンシャスバイアスの略)だ!」などという声がお互いに飛び交い合っていました。

自分の思い込みに気づき、そしてそれに対して周囲とシェア出来る関係自体が、ハラスメント防止に繋がります。今でも働きやすい職場ですが、3年後・5年後もさらに働きやすくなるためにこれからも気づき続けていただきたいと思います。

オフィス・カラーは、全国どこへでも研修に伺います。オンラインでの研修も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせをお待ちしています。