【ハラスメント防止研修】全社員でさらに良い職場を意識!

こんにちは。オフィス・カラーの水谷紀子です

県内のIT企業さまで、ハラスメント防止のための研修を行いました。普段から良い関係が築けているからこそ、外部講師を招いての研修を行い、改めて防止とさらなるコミュニケーション向上のためにお声がけくださったのです。
研修には2日に渡り、約100名のみなさまがご参加くださいました。


ハラスメント研修、と言ってもご依頼いただく時は
■まだ起こっていないし、問題も全くないが、今後の防止のため
■既に起こってしまった。そのため今後の再発防止として
■実際に起ってはいないが、職場でハラスメントについて意識が低く今後のため

など、きっかけは様々です。
また、対象も「全社員」「管理職」「一般社員」などと、対象によっても働きかけは変わってきます。
今回はまだ起こっていないからこそ、今後の防止のために全社員のみなさまを対象とした研修でした。

研修の中では、
■ハラスメントについて
■防止のための周囲との関わり方
■身近な人からの相談時の注意点
を中心に話を進めていきます。
今ハラスメントが身近に起こっていないからこそ、研修の中で意識したのは「自分ももしかしたら当てはまるかもしれない」と自覚を持ってもらうこと、でした。

例えば、6類型のひとつである「精神的な攻撃」には「脅迫」がありますが、ただ「脅迫」という単語を聞いても「自分はしない」とスルーしてしまいがち。しかし「今あなたが関わっている(あなたがやりがいを持っている)チームから異動してもらおうかな」などと言う言葉ならどうでしょうか。
そこにパワーバランスがあり、相手がそれに恐怖を感じて能力が発揮できないことに繋がる言葉は、精神的に追い詰める「脅迫」になる可能性があります。

知識があれば、ハラスメントは防止することが出来ます。「自分事」として考えれば、周囲と関わる際にもひと呼吸置き、行動を起こすことが出来るようになる可能性が高まるのです。


研修を受講してくださったみなさまは、常に「自分だったら」と考え、周囲と話し合い、ワークの間も始終闊達な意見交換が絶えない雰囲気でした。私も机の間を周りながら様々な話をしました。

今までは「意識しなくてもなんとなく良い関係」だったと思いますが、研修を機に「さらに意識してさらに良い関係」になることで、最終的には生産性向上に繋がります。知識を得た事で、上司は「この指導ハラスメントになっていないかな」と迷わず指導でき、部下は「これ、指導なのかな。ハラスメントなのかな」と判断できるから。
また、周囲への声かけも「お互いに気持ちよく」のポイントを掴んでくださったためモヤモヤも減少するのです。

研修終了後、みなさまが「ありがとう」とワークを一緒に行ったメンバーに対してお互いに声を掛け合い、笑顔で退室する姿が印象的でした。この研修を機に、さらに働きやすい場所になると私もとても嬉しく思います。

オフィス・カラーは、全国どこへでも研修に伺います。オンラインでの研修も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせをお待ちしています。