採用面接は「仲間になりたい」と思ってもらう入口
こんにちは。オフィス・カラーの水谷紀子です
毎年、就職活動解禁を前に「就職活動の心構え&マナー」教室を依頼してくださる県立高校で、今年度も授業を行いました。
実は今年は「きっと依頼がないだろうな」と勝手に思っていたのですが、やっぱり必要だから・・と少し時期をずらして依頼してくださり、例年よりも大人数の60名の学生さんが参加してくださいました。
採用面接は「怖い」もの?
私が以前の職場で人事部に異動した時、最初に担当した大きな仕事が「高校生の採用」でした。その時の上司や同僚が「高校生のみんなが「この会社に就職したい」と思ってもらえるような面接&試験にしたいね、と話したことを昨日のことのように覚えています。
就職活動の中でも面接は「怖い」と思っている学生さんも多くいらっしゃるでしょうね。だけど、採用担当も怖いのです。人一人の人生を背負うわけだから。
なので「落とされないようにしよう」ではなく「自分がこの会社で良い仲間になれることをわかってもらおう」という気持ちで臨んでいただきたいです。
自分のために「授業」を
今回の「授業」は50分。しっかりと、心構えやマナーについて学びます。
そして授業の約束は「自分のために」です。
◆声を出すのが恥ずかしくても、マスクをしていても声が届くための練習。
◆まずやってみるのも、本番で緊張した時の自信をつけるための練習。
◆しっかり体を動かすのも、相手に伝えるための練習。
面接に役立つために、実践したり隣同士でのシェアで考えを深めながら学んで行きました。
ついつい、言葉も軽くなったり省略してしまいがちだけど、これからは「ちは~っ」ではなく、「こんにちは」。「あざ~す」ではなく「ありがとうございます」。時と場合によってとっさに出るように練習を重ねましょうね。
授業の内容をすぐに実践するみなさんの素直な姿に「素直は人を成長させるのだ」と温かな気持ちになりました。私も見習おうと思います。
コロナウイルスの影響で、不安も大きいかもしれませんが、出来ることは「今の自分に出来ることを精一杯」。これは、私も生徒のみなさんも同じです。就職面接&試験の日まで、今回の学びを実践し、普段の自分を思い切りアピールしていただけますように・・。
高校生の就職活動について、よろしければこちらの記事も参考になさってください。
⇒https://officecolor.info/2019/09/19/ehime-highschool-myfoot/