「○○さんの携帯ですか?」の第一声で電話をかけていませんか?
こんにちは。オフィス・カラーの水谷紀子です
1人1台、自分の携帯電話を持つ人が増えてきました。
新入社員研修でも「スマホ、好きな人!」「携帯命の人~!」と問うとほとんどの新入生は手を挙げるけれど「じゃあ、電話応対得意な人」と聞くと、途端にその手が下がってしまいます。
通話以外にもLINEやSNSでコミュニケーションを取ることが出来るようになったとはいえ、電話の基本は変わりません。
本日は、今だからこそしっかり押さえておきたい「固定電話から携帯に電話をかける時のマナー」について綴ります。
第一声で相手の不安に火を点けないこと
相手の電話番号が当たり前に表示される携帯電話。便利だからこそ、登録していない番号からかかってくると「誰だろう??」と不安になります。
個人情報にも敏感な今、知らない番号に対して「○○です」と自分の名前は名乗りたくない。だから「はい」と電話に出たら「あの、○○さんの携帯でよろしかったですか?」との一言。・・・ますます不安は募ります。
しかし、意外と多い「○○さんの携帯ですか?」の第一声。どこがどのように相手を不安にさせるのでしょうか。
まず相手が感じるのは「誰からかかってきたかわからない」という不安です。
そこで名前を確認すると「この人誰?私の名前を知っているのね」と不安が不信に変わり、最初の「名乗り」の段階からマイナスの印象でスタートしてしまいます。
電話の基本は「かけた方から」!
まず、携帯電話でも固定電話でも、電話の基本は「かけた方から名乗る」こと。です。
「はい」
「私、オフィス・カラーの水谷と申します。○○さまでいらしゃいますか?」
・・・この流れだけでOKです。
相手が「はい」と電話に出ると「間違ったかも?」という気持ちになりますが、もし間違っていたら「失礼いたしました」と言って電話を置けば良いだけの話。自分自身が確認したい気持ちをグッと堪えて、まず名乗りましょう。
親しき仲こそ礼儀あり!
親しいからこそ、気をつけたいこともあります。
「相手は私の番号を登録しているし、いつもかけているから」という理由で、名乗る間もなく会話に入る人もいますがそれはNG。さらに、名乗ったあとは必ず「お疲れ様です」「夜分遅くに申し訳ありません」などの挨拶言葉をつけることで、良い印象で会話をスタートできます。
親しき仲こそ礼儀有り、で、基本を守って良い関係を築いていきたいですね。