【就職活動講座】履歴書は「誰の目線」で書くかが重要!

こんにちは。四国、愛媛の研修講師、オフィス・カラーの水谷紀子です

「そろそろ就職活動したいな」。そう思われている方は、少なからずいらっしゃると思います。現在、学生であったり、すでに社会人経験し再就職を考えていたり、子育てをしながら働きたいと思っているお母さんもいらっしゃることでしょう。

就職活動ときくと、つい面接での言動が重要視されるように思われがちです。もちろん面接も大切ですが、履歴書も重要アイテム。本日は、そんな履歴書についての講座を行いました。

履歴書は「右側」を重視!!

私の住む愛媛県今治市は毎年「お母さんの就職活動講座」と題し、就職を考えるお母さん向けの講座を行っています。2回目の今回は「履歴書の書き方」。

少人数でじっくり。「深める」内容です。

まずは履歴書の選びかたから学びます。そもそも履歴書はどこで購入すれば良いのでしょう。文具屋さん?スーパー?100円ショップ?今では様々な場所に売られている履歴書ですが、決して「高いから良い」というわけではありません。大切なのは「中身」さらに、右半分の欄が重要です

履歴書は採用担当者が質問をするためのベースのようなもの。お母さんとなった今、「学生時代に得意な科目」「学生時代に取り組んだこと」の欄を埋めるよりは、資格や自己PRはもちろん「お母さんになってから取り組んだこと」・・・地域活動への参加実績やPTA活動などを書くことができるスペースの多い履歴書を選ぶと良いですね。

誰目線の履歴書かを考えてみる

講座の中では「自己PR」も一緒に考えていきます。受講生のみなさんが悩まれることのひとつのが「自己PR」。難しいように思う方が多いのですが、大切なのは組み立て方、そして誰目線で書くか、です。
● 自分の得意な部分 ⇒ 今までどのように活かしたか ⇒ これから働く場所でどのように活かすか ⇒ 最後の締め
流れを説明後、各自考えてもらい、私は机の周りをくるくる回りながら「こうした方がもっと良くなる」方法をアドバイス。

一人一人、聞き取りを行い添削をしていきます。最後には発表タイムでシェア!笑顔があふれます。

例えば、職歴の場所には○○会社などと「職場の名称」だけではなく、「製造業の営業窓口にてお客さまへ商品の説明を行う」などすこし詳しく補足をすることで、わかりやすく質問しやすい経歴になったり、自己PRも、文章の順番を入れ替えるだけで響きやすく変わります。

2時間の講座でしたがお母さんたちが「楽しかった」「やっぱり学ぶっていいね」と笑顔で帰っていく姿に嬉しくなりました。

第3回目の最終回は「面接レッスン」です。答えにくい質問も一緒に練習し、トレーニングを行うのが今から楽しみです。