【新任管理職研修】良いチームを作るための技術とは?

こんにちは。四国、愛媛の研修講師、オフィス・カラーの水谷紀子です

愛媛県内にて「新任管理職」になったみなさまに向けての研修を行いました。その名も「伝わる上司になるためのコミュニケーション術」。四国各地から集まったみなさまと、上司力を磨きます。

今と昔の「リーダー像」はどう違う?

リーダーというと「私についておいでよ」などと率先して引っ張るタイプの上司像がまだまだ根強く残っているのを感じますが、今はVUCA(ブーカ)と呼ばれる正解がわからない時代です。
今までだったら何か問題が起こっても「だいたいこういう風にすれば」という「だいたいの道筋」があったけれど、今は過去の事例が当てはまらない時代。
だからこそ、周囲と共に進むことが出来るリーダーが求められています。そこで今回は

■聴く力
■叱る力
■伝える力

に焦点を当てて、実践しながら3つの力を高めていきました。

3つの力を高め、鍛える!

まずは相手の話を聴かないと「背景」がわかりません。「聴く」が目的ではなく「背景」に目を向けることで、お互いによい職場を作り上げていくことが出来るのです。

そして、部下の行動を改善したいのであれば叱ることも必要です。中には「叱ると嫌われてしまうかも」とおっしゃる管理職の方もいらっしゃいますが、叱らないと職場やチーム全体に影響が出てしまいます。
叱ることは悪くありません。叱り方のポイントを押さえてトレーニングすれば必ず上達するものです。
本日はその「叱り方のポイント」も学びました。

中でも今回、意見交換が活発だったのは「伝える力」です。部下に行動していただくためには、上司からの働きかけ(伝える力)が重要となります。働きかけがあいまいだと、部下の行動もバラバラになり、上司としても「なんで出来ないんだ!」と感情が揺れてしまう、その悪循環。
実際に事例を挙げて「どんな伝え方をすると、臨んだ行動を取るか」をグループで話し合ったり、発表を通して学びを深めました。

今回は遠くからご参加の受講者も多くいらっしゃいましたが、終わった後は研修での学びを取り入れ「ありがとうございました」「○○で嬉しいです」などと、言葉で伝える、を早速実践してくださる方も!
とても明るい気持ちで1日を終えることが出来ました。

上司力も、技術です。ポイントを知りトレーニングをすることで、必ず上達します。
早速明日から、各職場で部下のみなさまに上司力を発揮していただけると嬉しく思います。

オフィス・カラーは、全国どこへでも研修に伺います。オンラインでの研修も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせをお待ちしています。