【コミュニケーション研修】不機嫌な人に振りまわされないために

こんにちは。四国、愛媛の研修講師、オフィス・カラーの水谷紀子です

秋から続く研修会。お客さまとお話をしていて悩みのひとつとして挙がるのが
・職場の中に不機嫌な人がいて困る
・不機嫌な人は自分が悪いと気付いていない

ということ。

このお悩み。思った以上にご相談をいただくことが多いです。近年では「フキハラ(不機嫌ハラスメント)」などという名称もよく耳にするようになりました。みなさまの職場はいかがでしょうか

不機嫌な人に振りまわされている、と感じた時に、まず考えていただきたいのは、「不機嫌な人は変えられるのか?」と言うことです。
もしかしたら時間をかけて話し合えばもしかしたら変わってくれる「かも」しれません。しかし、変わらない可能性も高いです。なぜならば本人は気付いていないのですから。

そうであれば、お勧めするのは
「不機嫌な人に対して、振り回されない対応を取ることができる自分を育てること」
です。変えられるかわからない人にエネルギーを使うよりも、自分自身の対応力を磨いた方がよっぽど確実です。

今回の研修では、職場全体がさらに働きやすくなることをテーマに
■不機嫌な人に対応するためのスキルを身に付ける
■自分自身が不機嫌な人にならないように気付く

ことを狙いとして研修を行いました。
医療機関で働く職員のみなさん全員が3班に分かれて研修を受けてくださり、とても寒い日だったにもかかわらず部屋の中は熱気に溢れていました。

研修では
「自分自身のセルフコントロール」
「上手に相手に伝えるテクニック」
「職場のあいまいな部分をみんなで考える」

ことを中心に進めていきます。

普段は「なんとなくモヤモヤと感じていること」も、研修を通して意見を出し合うことで「こういう時にはこういう声掛けをしたらいいね」「確かに、こういう表情をすると周囲から見て不機嫌に思われるかもしれないね」「私、この言葉使っていたけれど、周りの人から見ると違うんだ!」などとたくさんの意見や気づきが出ていました。
自分で気付いたなら、もう働きやすい職場への道はグンと近くなります。

「研修」という特別な時間を設けることで、自分自身を見つめなおせる・自分の働く職場について客観的に考えることが出来る、そんなメリットがあるのです。
また自分たちで話し合うからこそ、その意見は即座に職場に取り入れることが出来ます。

普段から職場全体で様々な問題に取り組まれている企業ではありますが、あらためてこの研修をきっかけに「今よりも働きやすい」場所になると私自身も嬉しく思います。
終わった後、みなさまが笑顔で会場から職場へ戻る姿に温かな気持ちになりました。

オフィス・カラーは、全国どこへでも研修に伺います。オンラインでの研修も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせをお待ちしています。