【ハラスメント研修】大学生、実習前のハラスメント研修!

こんにちは。オフィス・カラーの水谷紀子です

実習を控えた大学3回生のみなさまに対して「実習前のハラスメント研修」を行いました。ご参加くださったのは看護学生のみなさま約50名です。
実習は今までのインプットをアウトプットする最大の機会。現場の知識を心置きなく習得していただくその前に、自分自身が実習しやすい環境を整えることも大切です。そのためにハラスメントの知識を一緒に深めることになりました。

実習に行くと、悪気なくついつい身体の距離が近くなる患者さまもいらっしゃいます。実習に向かう学生のみなさんも「これくらい我慢しなくちゃ」「実習に影響が出たら困る・・」など我慢をしてしまうのも少なからずあるかもしれません。

しかし研修を通して「そもそも何がハラスメントとは何か?」を知っておくことで「これはハラスメントではない。逆にこれはハラスメントだ」と学生のみなさん自身が判断が出来ます。判断できないと「こんなことで悩むなんて・・」とメンタルダウンにつながってしまう可能性だってあるのです。

大切なことは「実習を通して看護のスキルアップを目指すこと」。不必要な我慢をして心折れるようでは元も子もありません。

そのために
「実習におけるハラスメントの主な判断基準」
「もしもハラスメントを受けたと感じた時にはどのように行動したらよいか」
「仲間のハラスメントの相談をうけたときにはどうすればよいか」

などをワークを通して学びました。

「自分自身の学びのため」はもちろん、未来の後輩たちのためにも、実習の目的を見失うことがあってはなりません。実習で嫌な思いをすることで、将来の夢や目標が曇ってしまうことがあると、自分自身はもちろん今まで教えてくださった先生方も辛いと思います。

研修は、普段学生のみなさんに授業をしてくださっている先生たちも一緒に受講し「何かあったら頼るんだよ」と頼もしい言葉をいただきました。今はまだ学生。その学生特権を最大限に利用して周りの大人をどんどん頼ってほしいと思います。

積極的にワークに参加してくださる学生さんの姿に、私自身も精一杯のエールを送りたいと感じました。長い実習は大変だけど、頑張ってほしい。
本日のみなさまが就職した先で、またいつか研修を通してお会いできると嬉しいな、そう思ったひとコマでした。

オフィス・カラーは、全国どこへでも研修に伺います。オンラインでの研修も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせをお待ちしています。