【出来る社員の仕事術】「気がきく人」は連絡上手

こんにちは。四国、愛媛の研修講師、オフィス・カラーの水谷紀子です

私が「よく気がきくなぁ」と感じる方には、共通する部分が多いです。本日はその中で身近なものをお伝えします。

行動した後、「ひと手間」かけていますか？

メールでのやり取りが多くなってきた昨今ですが、重要書類など書面でのやり取りをなさる会社も多いのではないでしょうか。私自身も、例えば見積書などをメールで送付した後、原本を郵送することがしばしばあります。

私がさすがだなぁと感じる「気がきく人」は、お送りした郵便物が届いた時に「○○届きました」とメールや電話連絡をしてくださる方です。
LINEなどで「既読」に慣れている今だからこそ、いつ届いたんだろう・・・というタイミングが見えないことに不安を感じる中、「届いたよ」のひと言がとても安心するのです。

同時に、送る側も気遣い力の差が出ます。「○○の書類を本日郵送致しました。明日か明後日には届く予定ですので、届き次第ご確認いただけますと幸いです」の一言メールや電話で連絡をされている方は意外と少ないもの。

行動の後のひと手間が、気遣い力、です。

ルールがない時こそ、気遣い力の見せどころ！

郵便物が届いたら連絡。送った時にも連絡。そんな明確なルールはありません。ルールがないからこそ、するかしないかで「さすがだなぁ」と差が出ます。

相手にどう思われようと構わない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、その気配りが相手を安心させ、お互いに良い信頼関係が築け、最終的には自分自身の信用に繋がるのです。相手への気遣いは、自分自身のためになります。

ちょっとしたひと手間は、時には面倒だと感じることもあるでしょう。してもしなくても良いことだから尚更です。しかし、面倒なことを手を抜かず取り組むことが、自分自身を成長させてくれ、周囲から愛される社員になります。ぜひ、取り組んでいただけると嬉しいです。