【新入社員研修②】意見が言える新入社員を目指す

こんにちは。四国、愛媛の研修講師、オフィス・カラーの水谷紀子です

毎年3月から5月にご依頼の多い、新入社員研修。前回のブログ「新入社員研修①」では、今年度のご依頼の傾向をお伝えしましたが、今回は「新入社員研修で心がけていること」を綴っていこうと思います。
■前回の【新入社員研修①】の記事はこちらをクリック

意見が言えるために必要なこと

研修で大切にしていることは、「意見を堂々と言える」を目指すことです。新入社員研修に限ったことではありませんが、「受け身」ではなく「参画」しないと「自分ごと」にはならないと思っているからです。
そのために「周囲との話し合いの時間」を大切にし、お互いの意見を聴く必要性も時間をかけて説明しています。

私たちにはプライドや想いがあるため、否定されたりバカにされると思うと「最初から黙っておこう」という思考が生まれてしまいます。私だって、良く話しも聞きもせずに最初から否定されるのであれば「話さずにその場にいるだけにしよう」と思ってしまいます。
だからこそ、心理的安全な場づくりはとても大切です。

今年度も、研修の中には意見交換の時間をたくさん取り入れました。中には自分と違う意見もあるかもしれません。ただ、「そんな意見もある」と認めること、「自分の意見だけが100点満点ではない」ということを知るだけでも、お互いに話し合える雰囲気は育ちます。

もちろん、その意見そのものが間違っていたり修正が必要な場合は、私が代表してその理由と共に正しい考え方を伝えるようにしていますが、研修を通して既に信頼関係が細いながらも繋がっているため、みなさん納得してくださることが多いように思います。

職場全体で自分の意見が堂々と言える、そしてそれを活かした組織作りができる、研修がそんなきっかけになると嬉しく思うのです。

オフィス・カラーは、全国どこへでも研修に伺います。オンラインでの研修も可能です。ぜひお気軽にお問い合わせをお待ちしています。