自分ではどうにもならない「イラッ」も、アンガーマネジメントで対処する!
こんにちは。オフィス・カラーの水谷紀子です
今治市内でアンガーマネジメント講座を行いました。メンバーは私よりも人生経験が長い、シルバー世代のみなさんです。最初は「アンガーマネジメント、興味持ってもらえなかったらどうしよう」と少し不安な気持ちもあったのですが、研修室に入った瞬間、先に入室していた方が元気よく「おはようございます!!」と挨拶してくださり「絶対大丈夫だ」と確信。ありがとうございます。
今回は、アンガーマネジメントの基本を学び、周囲とのコミュニケーションにどのように活かすか、という流れで講座を行いました。
例えば、自身が伺ったお客さまが、わけもなく自分に怒りをぶつけてくるかもしれない。そんな時に絶対してはならないことや、考え方を、アンガーマネジメントテクニックを用いて練習します。
幅広い「イラッ」にもアンガーマネジメントテクニックが応用できる
アンガーマネジメント講座では、自身の「最近あった怒り」を振り返ってもらうのですが、最近のイライラ話では、世界情勢の話や政治の話、とても幅広い「イライラ事例」が出てきて、さすが深いわぁ・・と感動です。でも世界情勢や政治などは自分では変えられない怒りですよね。そんな怒りに対してどうするかも、講座の中で考え学んで行きます。
途中からみなさん会話がはずみ、怒りの講座なのに笑顔で話し合う姿が印象的でした。
実は今回、お互い「こうされたら嫌」を話し合ったのですが、その時にみなさんの前で、私の「べき」をオープンにしたのです。私の「べき」は「挨拶するべき」「人に丁寧に接するべき」だと。すると帰るときには、ほとんどの受講者さんが「ありがとうございました」と一人一人私の前でお辞儀をして挨拶をして会場を後にしてくださいました。
決して、強制ではないし、終わった後みんなで挨拶は済ませたのです。にもかかわらず私の大切にしていることを尊重してくださり、とても嬉しく、自分のことを相手に話す大切さを改めて感じた、そんな1日になりました。
これから私の住む今治市でも、さらにアンガーマネジメントが広がると嬉しいです。